頑固な汚れにはパワーが強いボイラー式
スチームクリーナーを使うメリットは様々ありますが、もちろんデメリットも知っておくべきです。スチームクリーナーを使いたいという方は、「一生懸命磨いてもきれいにならない頑固な汚れを落としたい」という理由が最大の理由になるかと思います。
主目的になる「頑固な汚れを落とす」という部分を考えた時、同じスチームクリーナーでもどれを選べばよいのかを考えてみたいと思います。
頑固な汚れを落とすということで考えれば、スチームの温度が高いため汚れを分解しやすく、噴射する力も、よりパワーがあるものを選ぶべきです。そうなると、やはりポンプ式(パネル式)よりも、高温のスチームで噴射圧力も高いボイラー式の方が適しています。
オススメはキャニスタータイプ
キャニスタータイプ(一般的な掃除機のような形状)のスチームクリーナーの場合、ほとんどがボイラー式になっています。スチームファースト、ケルヒャー、アイリスオーヤマからは、キャニスタータイプで、ボイラー式のものが出されています。
キャニスタータイプだと、水を満タンにした場合、長いもので45分もスチーム噴射できるものもあります。水を入れる量や同じメーカーでも機種によってタンク容量がちがうので、もう少し短い時間のものもありますが、キャニスタータイプだと、少なくても20分程度は連続運転が可能です。
長い時間高温のスチームをかけるということはなかなかないと思うかもしれませんが、ちょっとした掃除を行うにも20分はあっという間です。逆に長時間使用しないと頑固な汚れは落ちてくれません。短時間で終わってしまうと、水の補給を行う手間がかかってしまいます。我が家のスチームファーストは、最長クラスの45分連続運転が可能なのですが、大掃除を行なう時はそれでも足りない場合があります。
スチームクリーナーを選ぶ時には、もし水の補給が必要になった時にはどれ位待てば補給できるのかも重要です。スチームファーストは、わずか5分〜10分待てば補給できる点も満足しています。